がん保険を比較!2018年一時金も徹底的に比較してみた!

50代のみなさん、インターネット上ではいろんな比較サイトがあって、保険についてもいろんなところで比較されていますよね~!比較サイトを訪れる人は、保険を掛けるのにどうしたらいいかわからないから、何かヒントはないかしら~って思いで訪れてますよね~!

では、比較サイトの順位をそのまま信じちゃっていいんでしょうか?

第1位ってあげられた保険会社の商品は、ホントに第1位なんでしょうか?

ホントにがんになったときにその保険役立つんでしょうか?

今回は、保険市場に上げられていた4社5件の医療保険を徹底的に比較します!

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そもそもがん保険とは…

世の中には「保険」と名のつくものがいっぱいあります。その中でがん保険というのは、「がん」と診断されてその治療のための経済的な備えに特化した保険なんですね。

なので他の病気で入院しても一銭もでませんし、「がん」って病理的に診断されないと保険金や給付金は出ません。

と言うのは、実は私の父が腎不全で長いこと闘病していたのですが、亡くなる3年ほど前に肝臓がんと診断されました。でも既に腎不全で身体が弱っていた父に外科的手術等を行うことはできませんでしたし、化学療法もできませんでした。そしてそのまま闘病の末帰らぬ人になってしまいました。

亡くなったあと、加入していたアフラックに連絡して保険金給付金の請求をすると、なんと癌の病理診断がないとのことで、最初給付金は出ないって言われたんですぅ~~!

そうなんです…父は手術を受けてないので、癌の組織の病理診断ができてなかったんです!

そんな~~~~! でも他の保険会社もそうらしいです。

一瞬諦めそうになりましたがいつもの粘りで交渉すると、なんとアフラックさんが病院に直接行って主治医の先生に確認してくれて、保険金給付金はちゃんと受け取ることができました。でもレアケースですぅ…。

ですから普通の医療保険と異なりがん保険の場合、その辺は注意です!

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では、がん保険比較してみます!

比較は、国立がん研究センターが出した「2018年のがん統計予測」を元に、男性で罹患(病気になる)予想第1位の胃がんに注目して行います。

国立がん研究センターの「がん情報サービス」(詳しくはこちら)によると胃がん治療は、その進行程度により、手術(外科治療)、腹腔鏡下胃切除、内視鏡治療、化学療法を選択して、もしくは併用して行います。

ですから比較は、50歳男性が、終身のがん保険を月の保険料7,000円から8,000円くらいで用意するとして●一時金●入院手術●化学療法等のための通院●保険料払込免除、●その他の5つに分けて、比較してみましたよ~~~!

具体的には、2期の胃がんと診断されて、2週間入院して手術を受け、退院後1年間にわたり外来通院で再発予防目的の抗がん剤治療をしたとします(因みに通院は1年で10回したとします)。

以下ざっとかかった治療費は3割負担で…

入院14日  14,400円×14日=201,600円

手術     385,000円

抗がん剤治療 246,000円(月31,000円を8ヶ月)

合計     832,600円

健康保険から高額療養費として自己負担分を超えた金額は戻ってきます。因みに年収500万円の人だとだいたい月81,000円超えた分は戻ってきますので、入院手術代586,600円から81,000円引いた505,600円は戻ってきます(もしくは手続で最初から払わなくてよい)。

なので、実質がんの治療費だけでいうと327,000円ってことですね!

ではジャジャジャジャ~~~~ン!

一時金(※1) 入院日額  /  手術 化学療法の通院日額等 ガンで保険料払込免除
第1位

東京海上日動あんしん生命(終身タイプ)

100万円

50万円

5,000円

10万円

通院5,000円

10万円(1ヶ月ごと)

第2位

アフラック

100万円

5万円

10,000円

20万円

通院10,000円

10万円(1ヶ月ごと)

第3位

メットライフ生命(TDプラン)

50万円

25万円

100万円(治療の一時金) 通院5,000円

10万円(ホルモン療法のみ)

第3位

メットライフ生命(Fプラン)

50万円

25万円

5,000円

100万円(治療の一時金)

10万円(ホルモン療法のみ)
 第10位

オリックス生命

100万円

50万円

10,000円

20万円

10,000円 ×

※1 上段は悪性新生物と診断、下段は上皮内新生物と診断されたとき

でも表面的な金額だけで比較するのは、ちょっと待った~~~~~!保険はトータルでみましょう!

では細かくみていきますね。

保険市場第1位 東京海上日動あんしん生命 がん治療支援保険NEO

充実プラン終身Mタイプ

保険料 7,126円 

●一時金

診断給付金(回数無制限、しかし2年に一回を限度)………50万円

悪性新生物初回診断保険金………50万円

●入院手術

入院給付金………日額5,000円(入院1日めから無制限で)

手術給付金(放射線治療含む)………10万円

●化学療法等のための通院

通院給付金………日額5,000円

抗がん剤治療給付金………10万円(1ヶ月ごと通算60ヶ月まで)

●保険料払込免除

保険料払込免除(上皮内新生物除く)

●その他

先進医療給付金………通算2,000万円

パレ子

まず悪性新生物って診断されたら100万円受け取れるわね。それに入院が7万円(5,000円×14日)、手術が10万円、通院が5万円(5,000円×10日)抗がん剤治療が80万円(10万円×8回)だから、全部で202万円受け取れます!

さすが1位ね~~!入院治療費がざっと33万円かかるけど、これだけ給付金もらえればおつりがくるわね!それに保険料の払込免除特約もついてるから、保険料払わなくて一生保険は続くから安心ね!

保険市場第2位 アフラック 生きるためのがん保険Days 1

スタンダードプラン

保険料 8,128円 

●一時金

診断給付金………50万円(上皮内新生物の場合 5万円)

特定診断給付金(悪性新生物で入院等が所定の条件に該当したとき)………50万円

複数回診断給付金(ガンの診断後2年以上して再発)………50万円(上皮内新生物の場合5万円)

●入院手術

入院給付金………日額10,000円

手術給付金(放射線治療含む)………20万円

●化学療法等のための通院

通院給付金………日額10,000円

抗がん剤治療給付金………10万円(1ヶ月ごと)

●保険料払込免除

保険料払込免除(上皮内新生物除く)

●その他

先進医療給付金………通算2000万円、一時金15万円

パレ子

あら~~!さすがアフラックさん、なかなかもらえそうね!

まずガンと診断されたら100万円、入院で14万円(1万円×14日)、手術で20万円、通院で抗がん剤治療が90万円(80万円+通院10万円)で全部で224万円、東京海上さんより20万円多い!

そしてもちろん保険料免除特約もついているから、その後保険料は払わずに保険は一生続くわね~~~!

でも、悪性新生物までいかずに上皮内新生物でとどまると給付金が5万円と極端に少ない感じがするわ~~!

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保険市場第3位 メットライフ生命 時代が求めたガン保険ガードエックス

ガン診断一時金付きタイプTDプラン

保険料7,434円 

●一時金

悪性新生物診断給付金………50万円(上皮内新生物25万円)

●入院手術

ガン治療給付金………悪性新生物100万円(上皮内新生物50万円)

ガン治療給付金………ホルモン剤治療保障10万円

●化学療法等のための通院

通院………日額5,000円

●保険料払込免除

保険料払込免除(上皮内新生物除く)

●その他

先進医療給付金………通算2,000万円(支援給付金が技術料の20%)

パレ子

これはずいぶんとシンプルな保険ね~~~!入院日額とかなくて、全部治療給付金としてまとめてのお支払いね。

まずガン診断給付金が50万円、そしてガン治療給付金として100万円、それに通院が5万円(5000円×10日)全部で155万円もらえる、他よりちょっと少なめだけど…。

でもこれも保険料免除特約もついててその後保険料は払わずに保険は一生続きます、ガン保険にはこの払込免除特約は必須ね~~~!

そうそう、それから先進医療特約に一時金がついててそれが技術料の20%、これ大きいわね~~~!もし陽子線治療したら60万円(300万円×20%)もでるわね、すごい!!!これなら病院が近くになくても最先端の治療が受けることができる、すごい!!!!

充実タイプFプラン

保険料7,579円 

●一時金

悪性新生物診断給付金………50万円(上皮内新生物25万円)

●入院手術

ガン治療給付金………悪性新生物100万円(上皮内新生物50万円)

ガン治療給付金………ホルモン剤治療保障10万円

入院保障………日額5,000円(一回の入院が60日まで)

長期入院保障………日額10,000円(60日超えたら、61日目から)

●化学療法等のための通院

なし

●保険料払込免除

保険料払込免除(上皮内新生物除く)

●その他

先進医療給付金………通算2,000万円(支援給付金が技術料の20%)

パレ子
そうするとさっきのと同じで、ガン診断給付金が50万円、そしてガン治療給付金として100万円、さらに入院が7万円(5000円×14日)になるから、全部で157万円、2万円こっちの方が多いけど、東京海上と、アフラックさんに比べると、50万円以上違ってくるわね、う~~~ん!

保険市場第10位 オリックス生命 がん保険Believe(ビリーブ)

通院保障プラン

保険料 7291円

●一時金

診断給付金………100万円(初回のみ)

入院開始給付金………50万円(2年の1回を限度)

●入院手術

入院給付金………日額10,000円(日帰りから無制限に)

手術給付金………20万円(入院の有無にかかわらず)

●化学療法等のための通院

通院給付金………日額10,000円(60日を限度)

●保険料払込免除

病気やケガで高度障害状態になったとき

●その他

先進医療給付金………通算2000万円(一時金技術料の10%)

退院………10万円(がんで10日以上の継続入院後の退院)

パレ子

おっと~~~~!いきなり10位がきたわね!

まずどれだけもらえるかみてみると、一時金が診断で100万円と入院で50万円だから、合計150万円!これは大きいわね~~~!それから手術で20万円、入院で14万円(10000円×14日)、それに通院で10万円、あと、なんと退院でも10万円もらえるのね~~~!

これはお初だわ~~~!

とすると全部で194万円、これ10位のオリックス生命よね?1位の東京海上さんや2位のアフラックさんともらえる金額、そんなに変らないわ~~~!なんで10位なのかしら?

よくみると、がんを理由とした保険料払込免除特約がないわね…高度障害のときだけだわね…高度障害って要件相当厳しいから、なかなかこれに該当するのは難しいわね。上位3社はがんと診断されたらもう保険料払わなくていいのと比べると…。

それとがんの闘病でお金と時間がとてもかかるのが、術後の抗がん剤治療なんだけど、1位の東京海上、2位のアフラックはバッチリ抗がん剤治療給付金でるのに対し、3位のメットライフ生命はでないし、10位のオリックスさんもでないわね~~~!

ということは、保険市場が出してるこの順位って、お客様はしっかり吟味して備えてる人気の順っていえるかもね~~~!

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まとめ

私自身がん経験者なので、がん保険に入ってたらよかった~ってほんと後悔してます。私は共済しか入ってなかったので、入院手術代と同じくらいしかでなかったんです。

そして、術後は2ヶ月くらいで職場復帰しましたが、傷は痛いし、腕はすぐむくむし、重いものは持てないし…辛かったですぅ!

がんになって仕事を辞めた人はの割合は5人に1人なんです。そしてその時期は復職後が44%という事実。これは仕事を続ける自信がなくなったという理由からのようです。周囲に迷惑をかけてしまうって思い詰めてしまったり…、抗がん剤治療を長期間にわたって行う場合はより一層そうかもしれません。

女性なら外見に変化があったら、なおさらですよね~!

また50代というと、子供達の教育資金にお金が必要だったり、住宅ローンで大変だったり…とすると余計に治療費だけ備えればいいって訳にはいきませんよね?

ですから、今保険のお仕事していてお客様にご提案するときは、がんになったときの一時金はできればご自分の年収分は用意してくださいと言ってます。

みなさんもがん保険をご検討する場合は、治療費だけに目を向けずに、安心して十分な治療をするための生活費をも視野に入れてくださいね!