30代の男性の保険の選び方は結婚によって変わるんですって!

30歳のあなたはもう結婚してますか?

日本の男性の結婚平均年齢は、31歳(平成28年人口動態統計特殊報告)だそうです。そうすると、保険に興味をもってこのブログを訪れてくれた人は、独身と既婚者、半々ってとこでしょうか?

生命保険を考えるとき、結婚はとっても重要なファクターなんですね~~~~~!



保険はそもそも形がないものにお金を払うので、そのお金をどのように使うのがよいのか悪いのかがとっても分かりにくい!

分かりにくいけど、なんらかの保険には入った方がよい気はする!だとしたら保険に入るからには損はしたくないし、失敗もしたくない!

かしこまりました!30代、保険に加入するときのキーポイント、視点を解説します!!!!

今回のお話

大阪に住んでる楽田家の長男、楽田D太くん(でーた30歳)は大学卒業後、自動車販売会社にお勤めして8年めを迎えました。バリバリの営業マンなんですよ~~~~!D太くん、独身です。それもプロの独身目指しています!!!

D太くんには小学校時代からの大親友、V翔くん(ぶいと30歳)がいます。

V翔くんは高校卒業後、大工さんのお父さんを継ぐため他で修業してたんですが、最近家に戻ってきて、いよいよ本腰で家業を継ぐことになりました。

実はV翔くん、デキ婚、いえ、授かり婚になってしまったので~~~!

D太くん  「V翔~~、もうすぐやろ?子供生まれんの~~~、籍はどないしたん?」

V翔くん  「ああ~~いつ産気づいてもおかしない!せやから、籍はこないだ入れたわ!」

D太くん  「じゃあ保険はどないした?父親になるんやったら、ごっついの入ったんか?」

V翔くん  「嫁にも言われてんねんけど、まだや!保険なんてサッパリわからん~~~!」

D太くん  「オレも自動車保険やったらわかるけどな~~~生命保険はイマイチ~~」

パレ子さん!俺たち30代もやっぱ保険大事やんな~~~?保険選び方どないしたらええのん?

は~~~~い!30代の男性、保険をキチンと考えるのとっても大事です!!!

お力になれるようファイナンシャルプランナー・パレ子、頑張ります!



30代、保険の選び方、どうすればいいのかわからん…

保険ってそもそも損害保険と生命保険の2つに大きく分かれています。

自動車保険や火災保険などの損害保険と、病気や死んだときなどに備える生命保険の2つです。

ここでは30代の男性が生命保険を掛ける場合に的を絞ってお話していきますね~~~~!

ズバリ!30代、生命保険選びのキーポイントは結婚!!!!

そもそも生命保険を掛ける意義ですが、お二人さん知ってますか?

D太くん  「自動車保険は、事故ったときに困らんように掛けんねんけど、生命保険はあんまり考えたことないな~~~」

V翔くん  「うちの嫁が言うにはな、生命保険はオレが死んでも、残された嫁がビンボーにならんようにやて!」

生命保険を掛ける意義について

私たちの生活にはさまざまな不安があります。例えば最近だと、自然災害によって大けがしたり命を落としたり、ガンも若いうちから罹ってしまったり、認知症も若年化してますよね…、さらに年金が少なくて生活保護世帯も増えてます!

これらの不安は大きく分けると3つの不安(リスク)に分類されます。

●1つ目は、万が一の不安

●2つ目は、病気やケガの不安

●3つ目は、老後の不安

これら3つの不安に対して、生命保険を掛ける意義が独身の方の場合と結婚して家族をもった方の場合では、どう変化するかを見ていきましょう!(一応、親との関係は考慮しないこととします。)

プロの独身を目指す方

●1つ目は、万が一の不安

プロの独身を目指す方は、自分が病気や自己で死んでしまったときどんなことに困るかを考えると、お葬式をあげてもらうことかしら…。それと一人暮らしをしている場合は、アパートを引き払ったりその後始末もかかりますね。

●2つ目は、病気やケガの不安

プロの独身を目指す方は、ここはちょっと重要ですね!やはりいくら健康といっても事故などでケガをするリスクはありますし、30代そして40代と病気のリスクも高まってきます。

そしてガンはいまや2人に1人がなる病気です。ガンと診断されたら病院に入院して手術という治療をするか、抗がん剤治療や先進医療などの高額な治療費がかかることが想定されます。

もっとも健康保険では、「高額療養費制度」があり入院治療費等の支払いをを一定額免除してくれます。例えば年収360万円の人は、かかった医療費の自己負担額が月額8万100円まで押えられますが、月8万円の医療費の出費は相当痛いですよね~~~~!

D太くん  「8万円なんて払ったら、生活できないよ~~~~!」

はい!ですから安心して病気治療ができるようになんらかの保険は必要です。そしてガンの場合できれば年収分の一時金がでるような保険を掛けることをお勧めします!

私自身乳がんの治療で、入院、手術、放射線治療、ホルモン療法の治療を受けましたが、入院から放射線治療までは、約2ヶ月仕事復帰できませんでしたしね~~~!抗がん剤治療などの場合は、職場復帰まではもっと長期間要する場合もありますからね。

●3つ目は、老後の不安

プロの独身を目指す方は、お一人様として自分の老後の生活を想定することは今の延長線上で考えればよいので、単純に加入している年金が国民年金か厚生年金かで大きく分かれます。

国民年金の方は、将来65歳から月6万円弱の年金しかもらえないので、ここは国民年金基金や生命保険会社の個人年金など、コツコツ今から積み立てることをお勧めします!

厚生年金に加入している方も、実は65歳からちゃんとしっかりもらえるか不安だという人も多いのは事実です。ですから毎月少しずつでも将来のために私的年金を掛けることをお勧めします!

結婚して家族をもった方

●1つ目は、万が一の不安

結婚して家族をもった方は、ここが重要です!

V翔くんはいま奥様が臨月でもうすぐお子様が誕生されますよね?

例えば一家の生活費が25万円かかるとします。この状態でV翔くんにもしものことがあった場合、残された家族の生活はどうなるでしょうか?

V翔くん  「そりゃ嫁は、乳飲み子かかえて実家に戻って嫁の両親の世話になるやろな~~~」

あのう~~~V翔くん、もしもし!

自分の責任で愛する奥様とお子様のこと、考えましょうね!

最低でも、一番下のお子様が成人するまでの生活費を死亡保険金で用意したいところです!

25万円×12ヶ月×20年(お子様1人と考えて)=6000万円

V翔くん  「うひょ~~~~~!」

D太くん  「………プロの独身、貫く………」

●2つ目は、病気やケガの不安

これに関しては、プロの独身も家族持ちもそんなには変りませんが、V翔くんは大工さんということでケガのリスクが高いといえますので、やはりしっかり備えたいところですね~~~!

それから、お仕事できなくなった場合のお給料に代わる保障も最近では発売されていますので、その辺も検討したいですね~~~!これはプロの独身もね!

●3つ目は、老後の不安

これに関してはプロの独身の方と大差はありません。65歳という年齢はきっとお子様達も一人立ちしているでしょうから、自分の年金で生活していくことになると思います。

ところでV翔くんは実家に戻られたということで自営業となられるんですよね?そうすると12年間は厚生年金加入してこれから先は国民年金に加入することになりますね。

そうすると65歳からの受け取る年金の予想額を年金事務所で確認して、足りない分を今からしっかり用意されることをお勧めします。ザックリとですが、V翔くんの国民年金に上乗せされる厚生年金は、年15~8万円なので、月1~2万円ってとこですね~~~!

V翔くん  「うそやろ!国民年金が月6万円弱、そして厚生年金の上乗せが1万って~~~~~!嫁に愛想尽かされるわ!!!!」

では具体的に保険プラン見てみましょう!

プロの独身を目指す方の保険プラン

生活障害収入保障特約 120万円×20回
死亡保障 200万円
収入保障特約 付加せず
三大疾病特約 300万円
入院充実保障特約 5万円
総合医療保障特約 5000円/1日
ガン入院特約 5000円/1日
先進医療特約 2000万円+一時金10%
ガン薬物治療特約 5万円/1ヶ月
保険料免除特約 総合型(11疾病)

保険料  6,910円

 

新婚ホヤホヤ、妻と生まれたての赤ちゃんがいる人の保険プラン

生活障害収入保障特約 240万円×20回
死亡保障 付加せず
収入保障特約 240万円×20回
三大疾病特約 300万円
入院充実保障特約 10万円
総合医療保障特約 1万円/1日
ガン入院特約 5000円/1日
先進医療特約 2000万円+一時金10%
ガン薬物治療特約 5万円/1ヶ月
保険料免除特約 総合型(11疾病)

保険料  19,555円

 

D太くん  「これくらいやったら、仕方ないですわ!」

V翔くん  「D太の3倍も保険料かかんねんな~~、まあしゃ~ないな!もうすぐ子供生まれるし~~あとで嫁にしばかれるより、ましや~~~」



まとめ

今お見せしたプランは、死亡や医療保障に関する保険で掛け捨てですからね!将来の貯金等とは異なることをしっかり確認して、掛け捨てとしていくら払えるかっていう意識で加入しましょうね!

そうでないと、その辺を混同してしまって訳もなく損した~~~って言って保障を下げてしまう人も多いですし、先ほどの3つのリスクは年齢が上がるほど高くなっていきますのでね!

それから、日本の年金制度が将来破綻しないことを期待しつつ、やはり、一本は個人年金掛けておきましょうね!もちろん、資産運用に精通している人は投資も視野に入れてね!