自動車の自賠責保険は、車検を通した時に車屋さんでやってくれるので、あんまり意識したことないですが、自転車にエンジンがついた原付バイクの場合は、車検がない分、自分で自賠責保険を加入したりと、自己管理が必要になってきます。
これを忘れると大変なことになりますよ~~~~~!
そこで、今回はそんな自賠責保険のお話です!
今回のお話
楽田D太くん(らくだでーた16歳)は、お父さんのA造さん(えいぞう50歳)とお母さんのB代さん(びーよ45歳)と姉のC子さん(しーこ20歳)の4人家族です。
D太くんは高校の友達がバイクデビューしたもんですから、自分も原付バイクの免許を取って、バイクを買おうと密かに企んでました。でもお父さんのA造さんから大反対を受け、どうしたら原付バイクをゲットできるか悶々と考えてました。
と、ちょうどその時おじさんのN平さん(えぬへい48歳)がふらっとお家に現れました。N平さんはお父さんのA造さんの弟で、自称「自由人」と言ってますが、自由すぎてちょっと~~~って人ですぅ!
N平さん 「おいおい~~、D太~~どうした!しけた顔して~~~~!」
D太くん 「……なんでもないっす!」
C子さん 「D太がバイク乗りたいって言ったら、お父さんからすっごい反対されて~~すねてんの!バイトもまだ7万円しか稼げてないしね~~」
N平さん 「なあ~~~~んだ、D太、バイク欲しいのか~~」
D太くん 「………はい……」
N平さん 「ん~じゃあ~取りに来い、一台あるから!」
D太くん 「え”~~~~~~!!!うっそ~~~~!」
D太くん!なんかすごい展開ですね~~~!

N平のおじさんも、ときどきビックリすることしますね~~~~!
N平さん 「オレはやるときゃやるのさ!」
なんか前にどこかできいたセリフ…それはそうとして、そのバイク、保険はちゃんとかかってますか?
N平さん 「保険?そんなもの要らね~~よ、D太は事故らねぇだろ?」
D太くん C子さん 「……………(^^;)……………」
原付バイクの保険、なにを掛ければいいですか?
原付バイクは排気量125cc以下のバイクをいうのですが、必ず加入しなければならないのが、自賠責保険です。
自賠責保険は強制保険で、バイクや車を運転する人は加入が義務づけられています。そして加入してないと法律等により罰せられてしまいます!
N平さん、事故るとか事故らないとか関係ないですからね!
因みに、自賠責保険に加入しないで道路を走行した場合、
が課せられます。
あと、任意保険がありますが、これは文字通り任意ですから、加入しなくても法律で罰せられることはないですが、是非パレ子は加入をお勧めします!これについて詳しいことはこちらを参考にしてくださいね!
自賠責保険の加入の仕方はどうしたらいいんですか?

保険はバイクを買った販売店などで加入する手続きを取ることも多いですが、原付バイクはコンビニでも加入手続きができるんです!
D太くん 「えっ!そうなんですか?」
C子さん 「じゃあ、D太、カンタンじゃん!」
具体的な手続き方法とは?
1 自賠責保険の加入手続きができるコンビニとは?
●セブンイレブン ●ローソン ●ファミリーマート ●ミニストップ
2 手続きの時間、期間は?
24時間 365日 上記コンビニでできますので、ご安心くださいね!
3 持っていくものは?
●新規加入の場合 標識交付証明書、保険料
●更新の場合 標識交付証明書、保険料、自賠責保険証明書

4 必要情報の入力の際の注意点
入力項目
●バイクの種類
●ナンバープレートの番号
●車台番号
●ナンバープレートが交付された都道府県等
これは先ほどの標識交付証明書に載ってる項目です。
●契約者氏名 ●電話番号 ●郵便番号と住所
●加入する保険期間(1年~5年)
原付バイク(総排気量125CC以下)の自賠責保険の保険料は一律決まっていて以下の通りです。
契約期間 | 保険料 |
12ヶ月 | 7,500円 |
24ヶ月 | 9,950円 |
36ヶ月 | 12,340円 |
48ヶ月 | 14,690円 |
60ヶ月 | 16,990円 |
掛ける期間が長いほど割安ですが、途中で解約する場合、解約返礼金が未経過分全部戻ってくるわけではないので、あんまり長くまとめ払いをするのはやめといた方がよいかもです!
●自賠責保険の希望開始日
5 申し込み権の発券
必要情報の入力が終わると、申し込み権が発券されるので、それを持ってレジで保険料を払ってくださいね!
コンビニで保険料を払う時は、現金のみで、クレジットカードは使えないので注意です。
6 ステッカーと自賠責保険証明書、しおりを受け取る

ステッカーは左下の緑のシールです!
見にくいですが、上の20が満期年、下の4が満期月です。
要するに、このバイクは平成20年の4月が自賠責保険の満期ということになります。
D太くん 「N平おじさん、その標識交付証明書ってありますか?」
N平さん 「えっ?なに?ひょうしき?そんなもん知らねえよ~~」
C子さん 「D太~~それより、バイクを見にいった方がいいんじゃない?」
D太くん 「なんか、いやな予感がするけど、とりあえずN平おじさん、よろしく」
N平さん 「任せとけって~~~~ガハハハハ~~~~」
一応、標識交付証明書を紛失してしまったら、再発行もできますので安心してくださいね!
再発行の場所は、市区町村役場の窓口で、軽自動車税を取り扱ってる税務課で手続きしてくださいね!
手数料は無料ですよ~。
まとめ
原付バイクを公道で走ろうと思ったら、まず、自賠責保険は絶対かけて~~、そしてもう一つ任意保険も検討してお金はかかりますが加入しましょう!
そして、自賠責保険を掛けた年数を忘れずにね!
最初、お金無いからなんて1年分しか入ってなくて、2年目に忘れてそのまま走ってたら、バイクのナンバープレートには、しっかり自賠責保険の満期日が書いてあるシールが張ってあるので、警察官が見たらすぐわかってしまい、最悪の場合は懲役まであるんですからね!
あっ!それから、D太くん!バイクとりあえずもらっといて、気に入らなかったら売って、新たなバイクの資金にしたらいいんじゃない?
あんまり期待しないでN平おじさんのバイク見にいってね!