就業不能保険は必要ない?その必要性を3つの視点から考える

就業不能保険が今、流行ってます!

病気やケガはもちろん、心の病でお仕事が続けられなくなっている人が多いからなんですね。

もし自分がなんらかの都合でお仕事が続けることができなくなったとき、収入が途絶えて生活に困ってしまったら大変ですもんね。

マーシー雪
こんにちは!このブログを運営するマーシー雪(@mercy_yuki)です。

でもあんなことも心配、こんなことも心配、って言って保険ばっかり掛けるわけにもいかないですよね?

そこで今はやりの就業不能保険、ほんとに必要なんですか?本当は必要ないんじゃないですか?って疑問にお答えします!


就業不能保険ってそもそもどんな保険?

就業不能保険が保障するおもな内容

就業不能保険は、「働けなくなっても毎月のお給料のように給付金が受け取れる保険」とか「働けなくなったときに、あなたと家族を守る保険」とか言われています。

要するに、仕事ができなくなって収入が途絶えたときに、お給料の代わりにお金がもらえる保険です。

就業不能保険が活躍する場面は?

そして働けない事情として、病気やケガ、心の病などが長く続いたら、当の本人もご家族も生活するのに大変困りますよね?

そこでこの就業不能保険が活躍してくれそうです!

では具体的にはどういう条件で給付金が出ますか?

就業不能保険を販売している保険会社はたくさんありますが、だいたい以下のような条件で給付金を出しています。

■障害等級1,2級、または要介護2に認定されて、その状態が60日、または180日続いたとき

■入院が60日続いたとき(原因は、病気、ケガ、精神障害など)

就業不能保険の保険料は?

月の保険料は、被保険者が40歳の男性で2,000円~3,000円って感じです。

けっこう安いですね!


就業不能保険が必要ないかも~~~!

視点1 会社員で健康保険に加入している人

会社員で健康保険に加入しているは、傷病手当金がもらえます。

傷病手当金とは、病気やケガで就業不能となってお給料がもらえないときに、ザックリお給料の3分の2がもらえる制度です。

そしてその期間は1年6ヶ月間もらえるので、会社員の方は安心ですね。

もっとも自営業をされている方は国民健康保険なので、この傷病手当金はないです。

ですから、国民健康保険の方は会社員の方に比べ就業不能保険の重要性は高まるといえますね!

視点2 生命保険や医療保険に加入している人

国民の9割近い方が加入しているのが医療保険ですよね。

だいたいの保険は入院したその日から給付金が出るようになっていますので、日額5,000円の保険に加入している人が5日入院したら2万5,000円、60日入院したら30万円給付金がもらえます。

ですからこれで足りないという人は就業不能保険に加入を検討してもいいですね!

もっとも最近は入院の日数がとても短くなってきていますので、60日入院させる病院は少なくなってきて自宅療養の方も多いです。

そうすると、入院給付金が少ししかもらえなくて生活困ってしまう人も多いですよね?

でもね、就業不能保険も60日入院したら、ボンと給付金払いますよっていう保険が多いので、入院59日までは1円も払ってくれないんですよ!

そして、自宅療養の場合に就業不能保険を支払うというところも、けっこう厳しい条件が付いてます。

自宅でパソコンいじれる人はダメとかね!

微妙ですね…。

入院日額10,000円の医療保険に加入している人は、就業不能保険にはあえて加入しなくても大丈夫かもしれませんね。

視点3 精神障害のときに給付金が是非欲しい人

病気やケガで給付金が出る保険は昔からありましたが、精神障害、例えばうつとかで給付金がもらえるようになったのはここ最近です。

ストレス社会で心を病む人が多くなったというよりは、心が病んでいることを隠さなくなったというべきか、「私、うつです…」と言う人が多くなったので、そういう人のために精神障害でも出る保険が発売されるようになりました。

そうすると、精神障害でも給付金が出るのは就業不能保険ですので、是非精神障害に備えたいという人はオススメですね。


まとめ

就業不能保険が必要か必要ないかを、3つの視点でまとめてきました。

保険を選ぶのはとっても大変です。内容自体が複雑ですし、できれば人間は万が一のことはなるべく考えたくないという気持ちが働きますからね。

でも私も職業柄、たくさんの人を見てきましたが、保険で本当に助かったという人がいらっしゃるのも事実!

そして保険は短いスパンで考えるものではないので、一度何か保険を掛けようと思い立ったときは、しっかり自分の目で確かめて無理のない範囲で納得して加入してくださいね!