けっこう保険料安いし、お仕事できなくなったときにお金がもらえるのはいいじゃん!
ってことで就業不能保険に加入した。
そして大ケガして仕事ができなくなって保険金をもらえることになると思ったが、そのあとすぐ死んでしまった…。
ちょっと待って!!!死亡時に保険金もらえるよね?

ちまたではお仕事できなくなったときに備えて就業不能保険に注目が集まってます!
確かにストレス社会では、心や身体の不調で仕事を休む人もたくさんいますね。
そして病状が悪化して、もしくは、事故で病院に担ぎ込まれたらあっという間に死んでしまった…ってことも、悲しいですがあります。
そこで今回は就業不能保険で死亡時に保険金が出る出ないを各社チェックしていきたいと思います。
【就業不能保険】死亡時に保険金が出ない保険会社・商品

以下の保険商品は、単品で加入できるものと、主力商品に特約として付けるものとがありますので、加入を検討する際はお気を付けてくださいね!
■日本生命………………………ニッセイ就業不能保険
■アフラック……………………給与サポート保険
■チューリッヒ生命…………くらすプラス
■ライフネット生命…………就業不能保険
■アクサダイレクト生命……就業不能保険
■明治安田生命…………………給与・家計サポート特約
■住友生命………………………生活障害収入保障特約
■大樹生命………………………継続治療後収入サポート特約
■日立キャピタル損害保険……リビングエール
まだまだあります!
要するに就業不能保険を発売するに当たって、保険会社はシンプルに保険の目的を病気やケガ等で仕事ができなくなって生活に困らないようにお給料の代わりにもらえる保険金に特化した保険を発売したってことですね!
【就業不能保険】死亡時に保険金が出る主な保険会社・商品
■第一生命………………………特定状態収入保障保険(インカムサポートワイド)
■朝日生命………………………収入サポート保険
■富国生命………………………就業不能保障特約
■アクサ生命…………………生活障害保障型定期保険
■東京海上日動あんしん生命…家計保障定期保険NEO就業不能保障プラン
皆さんここまでみていただいて、え”~~~~、どこの保険会社がいいの~~~?って頭がゴチャゴチャになりませんでしたか?
誰でも安い保険料で、もしものときにいっぱい保険金をもらいたいですよね?
保険料の設定のカラクリ
実は、保険会社が新しい保険を発売するときに、どういうときに保険金が出るか出ないかを細かく設計していくのですが、その大きな元となるのが、「収支相等の原則」です!
「収支相等の原則」とは、お客様が払った保険料の総額と、お客様にお支払いした保険金の総額が相等しくなるようにしましょうという原則です。
この原則の下に保険会社は保険商品を作り販売しているので、高い商品と安い商品は、やはりそれなりなんです。
つまりある保険商品があったとして、保険金が統計的にちょくちょくもらえる保険は保険料は高いし、滅多なことでは保険金がもらえない保険は、保険料が安くなっているということなんです。
ですから就労不能の場合だけでなく、死亡時にも保険金がでるタイプは保険料的には割高になっていますね。
そして自分が保険金をもらいやすいか、それとももらいにくいかは、保険を掛けるときにはまったく分かりません。
だって、病気になってからでは自分が保険金いっぱいもらえそうな保険には入れないからです!
まとめ
今回、保険料の比較までしたかったのですが、保険料は本当にいくつもの要素を考慮して保険料が設定されていますので単純に比較できません。
一応比較の要素を以下に列挙しておきますね。
性別、年齢、保険期間(定期か終身か)、入院特約は保険金が支払われる期間(1入院30日、60日、90日、120日、180日、360日)、解約返戻金の有無、保険料免除特約の有無等々…
もっと細かく要素があって、それらが保険料にキチンと跳ね返ってますからね!
そして就労不能保険の場合は、死亡時にも保険金がでるタイプ、精神障害のときにも保険金がでるタイプ等々…、さまざまな種類がありますので、本当に単純に比較ができませんね!
なので、保険を選ぶときに、その保険、もしくは特約がどういうケースで保険金が支払われるかをよく確認してから申し込むってことが大事です!