アパートの大家さん火災保険で不安解消3つのポイント!

むか~し昔は、賃貸アパートに入居しようと思ったら、大家さんが借り主さんに会って「あーでもない、こーでもない」って根掘り葉掘り聞いて~なんて感じでしたが、今は違います!

今は、不動産屋さんが仲介して、条件が整えば即入居って感じで、大家さんが自分の目で借り主さんを吟味するなんてことは、ほぼほぼないですね!

そうすると、大家さんにとっては、リスクがいっぱい

だって、だらしない人が寝たばこして火事を出すかも…

クレーマーが細かいことガンガン文句言ってきたり…

子供だけでなく大人が家で暴れて、部屋を汚したり壊したり…

さらには、世間も震撼するとんでもない事件を起こされたり…

そこで今回は、そんな現代の大家さんがアパート経営する上でのリスク、不安を解消するための火災保険を検討してみましょう!


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不安解消ポイント1  財物損壊リスクに備える

アパートの大家さんとしては、アパートの住民が起こした火災、もしくは放火や隣からのもらい火などでアパートが燃えてしまう…とっても不安ですよね~~~~!

そこでまずは火災保険で備えましょう!

火災保険の最低限の基本保障としては、火災、落雷、破裂、爆発、風災、雹災(ひょうさい)、雪災がその補償に含まれますよ~!

もっとも近年多いのが土砂災害

大雨が降り続けて裏の崖が崩れたり、近くの川が氾濫して床上浸水してしまっても、この火災等の基本補償では土砂災害は補償されないんです

そのためには、先ほどの補償に加えて、水災にも備えましょう!(火災保険の補償の範囲を詳しく知りたい方はこちらをみてね)。

もちろん保険料は高くなりますから、アパートがある土地の形状や町のハザードマップ等をみて補償の範囲を決めましょう。

さらに追加の特約で不安解消

家賃収入特約

そして火災等の事故で賃貸している建物が消失したり、借り主さんが住めなくなってしまったら、家賃収入が得られなくなってしまいますよね~。

そこで家賃収入特約を付けるとその損失額を補償してくれます。

さらにさらに手厚く不安解消

借家人賠償特約

アパートの住人には、入居のときに火災(家財)保険を掛けてもらい借家人賠償特約を付けてもらいましょう。それで、大家さんは安心ですね!

不安解消ポイント2  建物所有、使用、管理に起因する賠償リスク

アパートの建物を所有している大家さん、建物自体が老朽化して壊れてそれが原因で、アパートの住人や通行人にケガをさせてしまった場合には、大変な損害賠償責任が生じますよね?

例えば、外壁が剥がれ落ちてその下を歩いていた人に直撃したとか、階段の手すりが取れて落ちてしまってケガをしたとか…。

賃貸建物所有者賠償特約

賃貸アパートの保守、管理等に関する賠償事故を補償します!

そしてこの特約を付けていると、これ以上の損害防止の費用や、緊急措置の費用、示談交渉の費用、訴訟費用まで補償されます。

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不安解消ポイント3  事故物件に起因するリスク

ところで、昔よりご老人の独り暮らしが多くなってるな~~って感じませんか?

みなさん、「核家族」化したのっていつ頃かご存じですか?実は、大正9年にはもう家族全体の55%がお父さんお母さん子供だけで暮らす「核家族」だったんですよ~。そして昭和50年頃から現在までは「核家族」は60%で横ばいですから、家族の形自体はそんなに変ってません。

でも、私個人がすっごく感じていることなんですが、独身の40代50代がメッチャ多いです。一度も結婚してなくて、親と二人暮らしって人もとても多い!

そうなるとゆくは老人の一人暮らしだらけじゃないかって、かく言う私も、そうですが…。

誰も看取ることなく独りで息を引き取ったって悲しい出来事が日本の至るところで起きてるような…気がします。

アパート経営されていると、少なからずそういう出来事に遭遇する恐れがありますよね~~~!

これからはもっとそうなるかも~~~!

それと、毎日殺人事件のニュースを聞かない日はありませんよね?アパートの居室内で児童虐待などの悲しい事件やおぞましい事件も…。

そうなると、とんでもない損害が発生します!

そこでこれらの損害を補償する家主費用特約を付けましょう。

家主費用特約

賃貸アパート内での死亡事故発生に伴う空室期間や家賃値引期間分の家賃収入の損失や、清掃、脱臭、遺品整理等にかかる費用を補償します。

これで完璧!

マンション(アパート)居住者包括賠償特約

賃貸アパートのすべての居住者を対象に日常生活での賠償事故をまとめて補償しますよ~~~!

とにかくアパートの住人が日常生活を送っているときに、わざとじゃなくてうっかりとか、不注意とかでしでかした事故で負う損害賠償責任について補償します。

これを付けておけば、超安心!!

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まとめ

自動車保険は、ちょっとした車の傷を車両保険を使って直そうと思ったら、保険料アップとの関係で悩ましいですが、火災保険は自動車保険と異なり、保険金を請求しても、次の年に掛け金がアップしたりしませんので、被害に遭うたびに何度でも請求することができます。

もっとも、何回も使った場合は、更新を断られるって恐れもありますが~~~!

とにかくアパートの大家さん、「え~~そんな~~殺生な~~~」なんてことがないように、火災保険でさまざまな不安から解放されましょう!