相続が始まるというのは人が一人亡くなることですので、それに立ち会う家族は大事な家族が亡くなったという事実を受け入れるとともに、それに伴うさまざまな手続きを期限を厳守しながらやりこなさないといけません。
そのさまざまな手続きの中でも相続税の申告は、残された家族の一番の負担かもしれませんね~~~!
申告が必要か必要でないかもストレス!必要なら払う金額、いくらになるかもストレス!どうやって申告すればいいか分からないのもストレス!!!!!
そこで今回は、相続税の申告をする際のストレスから解放されるために、税理士さんに頼むメリットについて、結構みなさんが知らない制度にスポットを当ててみました。
その制度知ると知らないとでは、全然違いますからね~~~~!
税理士紹介ネットワーク
今回のお話
楽田A造さん(らくだえいぞう55歳)は、妻のB代さん(びーよ50歳)と娘のC子さん(しーこ30歳)と息子のD太くん(でーた25歳)、そしてA造さんのご両親のE介さん(いーすけ85歳)とF乃さん(えふの80歳)の家族6人で暮らしています。
実は最近、A造さんのお隣のお家の出来事で、みなさんドキドキしてるわけなんですぅ~~~~!
A造さん 「実は、先日お隣に税務署の調査官がきていろいろ調べられたあげく、追徴課税になったって聞いたんだよ~~~~!」
B代さん 「あっ!お隣のご主人は、A造さんの幼なじみで兄弟のように育った人なんですぅ~」
C子さん 「でも、うちもお隣もそんなにお金持ちってほどじゃないのにね~~」
D太くん 「だよな~~~!そんなに金持ちなら、奨学金の返済に苦しまなくていいもんな~~~!」
E介さん 「来る者拒まず…どうにかなる!」
F乃さん 「お父さんそんなこと言ってる場合じゃないでしょ、A造やB代さんに迷惑かからないようにっていつも言ってるでしょ!」
パレ子さん~~~~!なにか私たちが今まで知らなかった良い方法ってありますか?

は~~~い!任せてください!一つ参考になる制度、ご紹介します!
まずは、税理士さんに頼むかどうか悩むと思いますので、そこから話ししますね!
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めんどくさい相続税の申告手続をしなくて済む
みなさんの中で、毎年確定申告をしている方はどれくらいいらっしゃいますか?私は仕事柄毎年やってますが、結構めんどくさいってお金出してやってもらってる人も最近は多いですね~。
でも確定申告よりも相続税の申告は、さらに大変だと思います。なぜなら扱う金額の桁がまず違ってくるし、毎年あるわけでもないですから慣れることもないですからね!
もっと具体的にいうと、相続の対象となる財産の種類も、現金だけでなく不動産や債券など多岐にわたるし、それを評価するのも一苦労!あと、さまざまな非課税や税の軽減措置などもあり、それらをしっかり計算して申告するのはホントに大変なことです!
ですから、税理士さんに頼んで相続税の申告をやってもらうことは、手続きに明るくない私たちにとっては、おおきなメリットです!!
そして払う税金が少なくて済む
更に、節税をしたい私たちにとって的確なアドバイスをしてくれる税理士さんは、ホントに強い味方です!
税の軽減措置などはその年によって変更になる場合もありますし、また、土地や建物の資産価値も変りますからね。
またその場しのぎの節税ではなくて、一歩先二歩先の節税も大事です。例えば一次相続で相続税が発生しなかったとしても、そのあとすぐに二次相続があってそこでガッポリ相続税が発生したとすれば、その税理士さんはちゃんと仕事をしたとはいえませんからね!これに関して詳しくはこちらを見てくださいね!
払う税金が少なくて済めば、それは税理士さんに頼む大きなメリットとなりますね!
A造さん 「そうだな~~~!なるほどね!」
B代さん 「あなた、あとから納める税金足りなかったとか言って請求くるのもゾッとしますからね!」
C子さん 「ホントだわ~~~!」

まだあるんですよ~~~~~メリット!
D太くん 「えっ、なになになに~~~~~~!そんなもったいぶらずに~~~~!」
それだけじゃない!税務調査を省略することが出来る!
税務調査ってなに?
税務調査(ぜいむちょうさ)っていうのは、国民から税金を徴収する国や地方公共団体が、税金を納めた人の申告内容を帳簿などで確認する調査手続をいうんですが、要するに納める税金が少なかったら、もっと払え!といいたいために調査するってことですね!
A造さん 「これこれ!お隣に入ったやつ!そんな調査入ったら、やばいでしょ!」
B代さん 「なにも悪いことしてなかったら、別にやばくもなんともないでしょ?」
A造さん 「そりゃそうだけど………なんとなく…ね?」
実は「書面添付制度」という制度があるんですぅ!これを利用することによって、この税務調査を省略することができるんですね~~~~!
D太くん 「な な なんと!!書面添付制度?」
税務調査省略のメリット、たくさんあります!
書面添付制度っていうのは、税理士さんが税務署の代わりに納税者に質問したことをまとめた書面を申告書と一緒に提出すると、税務調査に選ばれる確率をバッチリ下げますよ!っていう制度です。
これが一般的な申告者が税務調査を受ける確率は約25%なのに対し、書面添付制度を利用した人は約6%っていう結果です。このような税務調査を受けないっていうことだけでなく、以下のようなメリットがあります。
メリット1
もし万が一税務調査に選ばれたら、どんだけ拒みたいとしても必ずあなたの元へ税務署の調査官がやってきますが、でも書面添付制度を利用した場合は、まず申告書を作成した税理士だけが税務署に呼ばれ、解決したらそれでオッケイです!
メリット2
そして申告書に誤りがあったと判断されたとしても、税理士と調査官だけのやりとりの段階であれば、ペナルティの税金はかかりませんよ~~~!(利息はかかりますけどね…)
A造さん 「へぇ~~~~~、すっごいいいこと聞いたね~~~~!」
B代さん 「ホントに~~~パレ子さん、とっても勉強になりますぅ!」
D太くん 「これで追徴課税は避けられるな!」
C子さん 「ホントあんたは単純なんだから~~~!」
税理士さんの評判は?
税理士さんの評判を良く聞くという人は、多分少ないでしょうね。私もあんまりそういうこと聞いたことがありません。まあ税理士さんとは縁が無い人生ともいえますが…。
まあそれはそれとして、やはり口コミだけに頼るのも危ないことかもしれませんねぇ~~!
自分の目で確かめて、「この先生だ!この先生に頼もう!」って思えることが大事だと思います。
そのためには、先ほどの「書面添付制度」を使ってもらえるかっていう質問を投げかけてみたり、財産が不動産の場合は、ちゃんと現地調査をしてくれる先生であること、あとちゃんと税理士資格がある先生が最後まで担当してくれること…。
A造さん 「わかった!そうしよう!自分の目で確かめること、ビクビクしてても仕方ない!」
まとめ
何か問題が起こってから対処せざるを得ないことも多いでしょうが、やはり転ばぬ先の杖で、50歳過ぎたら相続に関することは少し心に留めておいて欲しいですね!
一応、相続税の基礎控除(3000万円+600万円×法定相続人の数)の額を超える財産がありそうな場合は、躊躇せず税理士事務所のドアを、「ピンポーン」ってしてみてくださいね!