肺に腫瘍があることが判明して、治療することになりました。
この判明から、治療のための検査の前半戦についてはこちらに詳しく書いてありますので是非みてみてくださいね!
その治療も、まず摘出手術する、もし摘出手術ができない場合は、抗がん剤治療などの化学療法…
腫瘍の大きさ、位置、転移の有無、いろんな要素で治療方針が決まるのですが、今回は、その治療方針を立てるために行ったさまざまな検査についてお話しますね!
肺がんの摘出手術ができるかどうか の検査

■ 血液検査 9,840円
これは手術自体をするための一般的な血液検査ですね~
検査項目が梅毒、淋病、HIVなど、今私が治療をしようとする病気とはまったく関係ない病名に、とってもビックリして、支払いのときにまたビックリ!
■心電図、 肺活量の検査 2,560円
健康診断でよくやる心電図と、昔子どものころやったのとは全然ちがう大がかりな肺活量の検査をしました。
■PET検査 27,800円
PET検査は、がん細胞がブドウ糖をに集まって増殖しようという性質を利用して、身体に放射性物質を帯びたブドウ糖を注射し、全身のCT検査をするものです。その詳しい様子はこちらをみてくださいね!
もし、全身に赤い点々があった場合、当初の目論見とおりに摘出手術をすれば終わりって簡単にはいかず、もろ、あと何年生きれるのか…ということに直面することになります。
もう半分覚悟を決めて、この検査は受けました。
家を出る前に母が、「大丈夫だから…」との励ましも、空に浮くような感じがしました。
■脳のMRI検査 心エコー 10,910円
そしていよいよ運命の分かれ道、脳への転移があるのかないのか、その有無で決定的な治療方針に違いが出てくるのが判明する最後の検査…
そしてこの検査の結果がでたあと、先生からの説明があります。
17日にこれらの検査の予約をした際に、24日はご家族の人と来て下さいと言われました。
私は大学生の息子がいますが、遠く離れていますし、就活の真っ最中でした。
なので、そもそも私の病気のことは心配掛けるので、内緒にしていたんです。
ですから、家族は80歳の母しかいません。その母もいろいろ身体の調子がよくなかったのですが、母に一緒に行ってもらうしかなく、この日はお互い口数も少なく、ただ黙々と大きながんセンターの中を移動していました。
そして…検査結果 7月24日
神様、ありがとうございます。
脳に転移はなく、全身にも赤い点々もありませんでした~~~~!
この日がんセンターからの帰り路々、母と二人で何百回「よかったね~と」つぶやいたことか~~~。
でも一つ不安なことがありました。なんと8㍉の肺の腫瘍がPET検査で写らなかったんですぅ。
PET検査をやれば、腫瘍はくまなく写っているものと思っていたので、8㍉の腫瘍は、良性で写らなかったのか、そもそも8㍉だと、PET検査にも写ってこないのか、分かりませんでした。
とにかく、肺の腫瘍は12年かけて少しずつ育っていることは確か、私は取ることを決意しました。
この日、手術に関してだいたいいつ頃になるか聞くと、もっと重症な人が優先されて手術の日程が組まれるとのことで、私の優先順位は後の方になりますとのことでした。
肺血流シンチ 4,450円
手術することが決まると、それに向けて最後の検査を二つすることになりました。
肺血流シンチ、シンチと言えば、乳がんのときに骨に転移がないかを調べるのに何回かしたことがあります。
これもPET検査と同じように、放射性物質を帯びた注射をして、全身のレントゲン写真をとる検査です。
もし、転移している場合は赤くなるっていうやつ。
でも、肺血流シンチは、メカニズムは同じみたいですが、検査の目的は、ちがうみたいです。
先生からの説明は、肺は身体の左右に広がっていますが、腫瘍を切り取ると左右のバランスが崩れるので、それを診るらしいです。
ちょっと分かりにくいですが…。
注射器は、金属の注射器ですよ!さすが放射性物質が 入っている …
って、この1ヶ月の間にどんだけ放射性物質が私の身体に入ったんだ~~~~!
肺の造影剤を入れたCT検査 8,150円
手術前、最後の検査。
もはやなんのためかは、分かりません。
もうなるようになるって感じ!
とにかく必要なんですね!