車の修理に保険を使うのちょっと待った~~~!

車を運転していて事故やちょっとした不注意で愛車に傷がついたら、悲しい~~ですよね?

できれば傷つく前の状態に戻したい!

そこで自動車保険掛けてたから保険を使って~~~~って、ちょっと待った~~~!

そもそも車両保険掛けてない場合は…

車両保険掛けてたとしても、使ったら次の年の保険料が…

ということで、今回は修理と自動車保険のことを解説していきますよ~~~!

事故って車が大破した~~~~!って場合

この場合は、相手方の対物賠償保険金で支払われない損害を、車両保険を使って車を修理するか保険金をもらうことに悩む人は少ないでしょう!

問題は、次のようなケースではないでしょうか?


道路を走ってたら石が飛んできて、フロントガラスにひびが入ったケース

車両保険入ってたから保険使ってきれいに直そうとすると、翌年の保険料がグ~~~ンと上がっちゃうんですね~~~!

自動車保険の保険料の仕組み

自動車保険の保険料は、等級別料率制度を取っていて、1等級から20等級までの割増、割引により決まっているんですね。

初めて自動車保険を掛けるときは、6等級(19%引)からスタートして、無事故で保険を使わないで1年過ごすと1等級上がって7等級(30%引)になるという具合です!

ですからず~っと無事故でくると最高20等級(63%引)になりますので、保険料もだいぶ安くなりますが、事故って保険を使うと等級が下がり、最悪1等級になった場合は、なんと64%の割り増しになります。

保険料はこの等級料率制度に加えて、運転者の年齢や使用目的などさまざまな要素を加味して決まりますが、まずはこの等級が保険料に一番影響を与えるんですね~~~!

そしてその料率が、無事故事故有で、全然変ってくるんです!

20等級(63%割引)の人が、車両保険を使って3等級ダウンすると17等級になり事故有の料率は38%割引(事故なしの17等級は53%割引)となります。

簡単に計算すると、63%割引の保険料が5万円とすると、事故有の料率で計算するとなんと保険料はざっと8万4000円ってことになってしまいます。

そしてこの事故有係数適用期間が3年になると、その高い料率が3年は適用され続けるということです。

では具体的に、等級ダウン事故とはどういう事故をいうんですか?

3等級ダウン事故

対人賠償保険金や対物賠償保険金が支払われる事故、電柱に衝突して車両保険金が支払われる事故

1等級ダウン事故

火災や盗難により車両保険金のみが支払われる事故

ノーカウント事故

自分がケガして人身傷害保険金のみ支払われる事故

そして、道路を走ってて石が飛んできてひびが入ったフロントグラスを直す場合は、1等級ダウン事故になります。

要するに結論として…

ディーラーや修理工場で修理の見積もりをしてもらって、修理にかかる費用と車両保険を使った場合の保険料のシュミレーションを比べて、保険を使うかどうを判断してください!


そもそも車両保険をどのように掛けてますか?

車両保険を掛けるときに注意するポイント3つ!

1 一般車両保険か補償限定か

自分が掛けている車両保険が一般車両保険でない場合は、当て逃げや歩行者との衝突、ガードレールとの衝突等が補償されない場合がありますので、注意です!保険会社によって微妙にくくりが違うのでチェックしてくださいね!

2 免責の金額は?

免責とは、車両保険で支払われない金額のことを言います。

例えば、事故1回目5万円、2回目10万円の免責となっていると、1回目で事故って車の修理金額が10万円かかったとすると、5万円は手出しになるということです。

みなさん自動車保険を掛けるときいっぱい検討事項があるので、この免責金額をパパッと適当に決めちゃう人もいるかもしれませんが、いざという時に困らないようにしたいものです。

3 特約のいろいろ

その他にも、車両保険無過失事故特約、全損時諸費用特約、新車特約、車両全損(70%)特約、車両超過修理費用特約、レンタカー費用特約などなど、さらには地震・噴火・津波でも保険金がでるような特約までたくさん特約の種類ありますので、この辺は丁寧に検討してくださいね!


まとめ

車を運転していて事故って自分の車が傷ついた場合、相手がいたらなおさらですが過失割合などで車両保険を使った方がよいか、使わない方がよいかは保険会社とのやりとりで決めていくしかありません。

そして電話の担当者が親身に相談に乗ってくれたり、相手との交渉を有利に進めてくれたりしてくれれば良いですが、逆に、一言一言に誠意や暖かみが感じられなくて、ましてや「何してんの!!!」と言いたくなるような担当者もいます。

私の友人は雪がしんしん降る夜に、後ろからオカマ掘られて100ゼロの事案で、相手の保険会社の担当者がまったく被害者を気遣う心も言葉がないと憤慨していました~~~!

担当者がダメだという話しは散々聞きます。

保険はいざというときの安心どころなのに、これではたまったもんじゃないですよね~~~!

とにかく保険を使うような出来事が万が一起きてしまったら、粘り強く交渉していきましょう!